昔ながらの炭焼きを体験していただきます。まずは山へ入って樹木を伐倒する『原木の伐採』、適度な長さに切り分ける『玉伐り』をし、運搬車やトラックで炭窯まで持ち帰ります。原木を割る『木割り』、炭窯の中へ割った木を詰める『立て込み』を行い、窯口の一部を石と粘土で塞いで火を焚く『口焚き』で蒸し焼きにして炭化を進めます。煙の色や臭い、勢いから炭化が終わる頃合いを見極め、徐々に窯口を広げて空気を送り込んで高温にし、約7、8時間ほどかけて『精錬』。そして、炭を窯から出す『炭出し』の後、消し粉をかけて消火します。ここまでの工程に3、4日かかります。
また、炭焼きは主に山間に住む農民が兼業していた仕事で、農作業は大切な生業でした。そこで、この体験プログラムでは農作業の代わりに、山菜採りや薪割り、廃油を使った石鹸づくりなど、自然に即した山の暮らし体験もご用意しています。(山の暮らし体験は、奥様の円さんも講師を務めます)
[1日目]基礎知識の学習/原木の伐採/玉伐り/運搬/炭窯の手入れ
[2日目]木割り/立て込み/口焚き/精錬
[3日目]立て込み/口焚き/精錬/石鹸づくりなど
[4日目]立て込み/口焚き/精錬/山菜採りなど
[5日目]炭出し/炭の選別・切断/乳酸菌づくりなど
※季節や天候、製炭状況、参加者の能力により、内容は異なります。
※状況により、山菜採りや栗拾い、廃油を使った石鹸づくりなども体験できます。
※1日のレッスン時間は、約7時間。
※1プログラムにつき、定員は5名までとなります。
【お土産】自作の白炭、石鹸、ジャムなど
【期 間】5日間
【費 用】¥200,000(税抜)
【開催地】〒989-0500 宮城県刈田郡七ヶ宿町侭ノ台100-2 すみやのくらし
※ご友人やパートナーなど、2名様以上でご参加希望の場合は割引対象となりますので、お気軽にご相談ください。
※現地までの交通費、滞在時の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。