更新日:2019.01.16
若狭塗職人 堂本幸司さん 他から学ぶ
若狭塗箸づくり
福井県/小浜市
ヒトコト・モノコトの体験プログラムとは

“箸”を芸術品の域にまで高めた伝統工芸品、若狭塗箸の製作体験

貝の殻や卵の殻で模様を付け、何重にも漆を塗り重ねてから磨き上げることで芸術品ともいえるほど美しく仕上がる若狭塗箸。漆は1工程ごとに乾かす必要があるので、1膳の箸が完成するまでには1年以上の月日がかかります。手間と時間がかかるため、普段使いというよりもギフトとして用いられることの多い箸だというのも納得です。実際、国が指定する伝統工芸品としての漆器のなかで、箸を芸術品の域にまで高めたのは若狭塗だけです。
若狭塗箸をつくるのは、本来は若狭塗職人しか手がけられない難しい作業。けれどこのプログラムならその職人から直接教えてもらい、伝統工芸に触れることができます。実際に各種工程を行った後は、自分で磨いた完成途上の箸を持ち帰り、自宅で地道に研ぎ続けることも可能。丁寧で根気強い作業を体験すると、「箸」に対する思いがきっと変わることでしょう。

「学び直し」のコト体験
プログラム内容
下記プログラム内容はあくまでも一例です。ご都合・ご予算に合わせてご相談を承ります。ご希望の方は、お問い合わせフォームの【その他ご質問等】欄にご記入ください。
プログラム参考例
5日間コースの場合
芸術品としての“箸”づくりを体験できる、手間と根気の全工程が学べるプログラムです。

[1日目]木地づくり/木材を製材し、箸木地をつくる
[2日目]すり漆/貝や卵の殻を付けるため、木地に漆をすり込む下地づくり
[3日目]模様付け/半製品を利用して螺鈿や卵殻で模様を付ける
[4日目]刷毛塗り/漆塗り
[5日目]研ぎ出し/荒研ぎ~仕上げ研ぎ
※木材製材時、木片が飛んでくることなど怪我をする危険がありますので十分にお気をつけください。
※個人差により漆にかぶれたり、溶剤により体調不良になったりすることがあります。
※1日のレッスン時間は、約6時間。
※1プログラムにつき、定員は2〜3名までとなります。

【お土産】若狭塗箸1膳 ※ご自身の製作途中のものもお持ち帰りいただけます。
【期 間】5日間
【費 用】¥200,000(税抜)
【開催地】〒917-0107 福井県小浜市甲ケ崎31 株式会社兵左衛門

※ご友人やパートナーなど、2名様以上でご参加希望の場合は割引対象となりますので、お気軽にご相談ください。
※現地までの交通費、滞在時の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。

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