更新日:2017.11.25
和紙漉き職人 久保田彰さんから学ぶ
石州和紙づくり
島根県/浜田市
ヒトコト・モノコトの体験プログラムとは

一連の工程を基礎知識から学び、重要無形文化財の約1,300年にも亘る伝統技法体験

文化庁の重要無形文化財、国の伝統工芸品、ユネスコ無形文化遺産などに指定され、国内だけでなく世界的にも評価を受けている石州和紙。類稀なる強靭さを持つこの和紙は、約1300年に亘り伝統的な技法で作られてきたものです。現在でも日本画家や書道家、版画家などの数多の芸術家が石州和紙を愛用しています。
この体験プログラムでは、石州和紙づくりの一連の工程を基礎知識から学びます。材料となる植物(楮や三椏、雁皮)が処理された「黒皮」の表皮を削る「黒皮そぞり」。煮熟した皮に付着した塵などを清水の中で取り除く「塵取り」。柔軟性を与え、繊維どうしを絡みやすくさせる「叩解」。そして紙漉きを行う「抄造」と漉いた紙の水分を取る工程「圧搾」。最後に紙を干し板に貼り付けて乾燥させる「干板貼り」と「乾燥」を学びます。伝統の技法が詰まった、今までに味わったことのない和紙の魅力を、その手で感じてみてください。ご自身で製作した和紙の一部はお持ち帰りいただけます。

「学び直し」のコト体験
プログラム内容
下記プログラム内容はあくまでも一例です。ご都合・ご予算に合わせてご相談を承ります。ご希望の方は、お問い合わせフォームの【その他ご質問等】欄にご記入ください。
プログラム参考例
5日間コースの場合
原材料から完成品まで、伝統工芸品『石州和紙』の奥深さを体験いただけます。

[1日目] 石州和紙づくりの基礎知識講習/黒皮そぞり(楮・三椏・雁皮)
[2日目] 原料漉取り・叩解
[3日目] 抄造(葉書判・A3判)/圧搾/鉄板乾燥
[4日目] 抄造(二三判)/圧搾
[5日目] 鉄板乾燥/つけ染め和紙染色
※進行状況に応じて、乾燥後に「選別」も追加いたします。
※時期により、工程内容が変わります。ご要望がある場合はご相談ください。
※12~1月は工房の状況により、・原木刈り・原料蒸し等が体験できる場合もあります。
※1プログラムにつき、定員は3名までとなります。

【お土産】ご自身で製作体験した和紙の一部
【期 間】5日間
【費 用】¥200,000(税抜)
【開催地】〒699-3225 島根県浜田市三隅町古市場957-4 石州和紙久保田

※ご友人やパートナーなど、2名様以上でご参加希望の場合は割引対象となりますので、お気軽にご相談ください。
※現地までの交通費、滞在時の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。

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