新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、現在体験プログラムのお申し込みにつきましては、通常通り受け付けておりますが、実施時期については未定とさせていただいております。 情勢を十分に考慮し、職人・作家さまにご相談させていただ上で決定して参ります。
また、ヒトコト・モノコト運営事務局は現在テレワークで対応させていただいております。 各種お問い合わせ等は、メールのみでの対応となります。
今後も、感染拡大抑制に向け取り組んで参りますので、色々とご不便・ご面倒をおかけしますが、何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
文化庁の重要無形文化財、国の伝統工芸品、ユネスコ無形文化遺産などに指定され、国内だけでなく世界的にも評価を受けている石州和紙。類稀なる強靭さを持つこの和紙は、約1300年に亘り伝統的な技法で作られてきたものです。現在でも日本画家や書道家、版画家などの数多の芸術家が石州和紙を愛用しています。
この体験プログラムでは、石州和紙づくりの一連の工程を基礎知識から学びます。材料となる植物(楮や三椏、雁皮)が処理された「黒皮」の表皮を削る「黒皮そぞり」。煮熟した皮に付着した塵などを清水の中で取り除く「塵取り」。柔軟性を与え、繊維どうしを絡みやすくさせる「叩解」。そして紙漉きを行う「抄造」と漉いた紙の水分を取る工程「圧搾」。最後に紙を干し板に貼り付けて乾燥させる「干板貼り」と「乾燥」を学びます。伝統の技法が詰まった、今までに味わったことのない和紙の魅力を、その手で感じてみてください。ご自身で製作した和紙の一部はお持ち帰りいただけます。
※現地までの交通費、滞在時間の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。