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房総半島のほぼ中央に位置する君津市は、東京湾に面した北西部に新日鐵住金君津製鐵所があり、鉄のまちとして知られている。一方、東部の内陸部には旧城下町・久留里を中心に歴史と文化が残り、豊かな自然も有しています。近年は東京湾アクアラインの開通により、東京駅まで約60分、横浜駅まで約50分、羽田空港まで約30分と交通利便性が向上。市内にはコミュニティバスが走り、快速電車の始発駅・君津駅があり、公共交通網も整備されています。

江戸時代に城下町として発展
房総半島の中央部は古くから上総国として形をなし、君津市は江戸時代には久留里藩の城下町として栄え、周辺の産物が集まる市場としても機能していました。市内には今も江戸情緒漂う街並みがあり、「市場」とつく地名が残っています。
久留里藩に馴染みがない人もいるかもしれませんが、久留里藩士の新井白石は朱子学者として幕政に深く関わり、歴史に名を刻んでいます。久留里藩の江戸藩邸が置かれた椿が自生する景勝地(東京都文京区)は、現在の椿山荘となって今も多くの人に利用されています。
東京湾に面した立地から、高度経済成長期には新日鐵住金君津製鐵所が君津市で操業を開始しました。製鉄所関係者の移転により市の人口は急激に増加、発展を遂げました。同製鉄所は現在も国内トップレベルの粗鋼生産量を誇り、見学に訪れる観光客は後を絶ちません。
都心から近い距離にある豊かな自然
“ジブリ映画に出てきそう”な絶景スポットとして話題を集めているのが、「亀岩の洞窟」(インスタグラムやツイッターなどのSNSでは「濃溝(のうみぞ)の滝」と間違った名称で拡散)。休日には100台以上の観光バスが訪れるほどの人気です。県内JRで唯一のディーゼル車輌が走る「久留里線」、千葉県最大の貯水量を誇るダム湖で紅葉の名所「亀山湖」なども観光客から人気を集めています。
名水の里としても有名で、街を歩くと井戸がいくつもある久留里の水は「平成の名水百選」に選ばれています。また、簡易な道具と人力のみで360m以上掘削できる掘り抜き井戸の技術「上総掘り」は、江戸から明治にかけて同地で考案されました。長年日本の飲用水や農業用水の確保、温泉の採掘などに利用されてきましたが、近年は東南アジアやアフリカなど水不足の国へ技術移転が行われています。
子育て支援、高齢者向けサービスが充実
未熟児養育医療費の給付、中学3年生までの医療費助成など充実した子育て支援のほか、新規就農者への奨励金貸付、独立開業資金の利子補助などの就業支援、空き家の情報提供なども整備されています。市の若手職員が移住希望者をサポートする「きみつニューライフコンシェルジュ」などユニークな試みも実施しています。
高齢者を対象に、はり・きゅう・マッサージ施術費の助成、ひとり暮らし世帯への火災報知器等の支給、6カ月以上寝たきりの方への理容師派遣などのサービスが用意されています。認知症の症状や対応の仕方などを学ぶ「認知症サポーター養成講座」を開催しており、地域での見守りも進めています。
スーパーやコンビニ、飲食店、病院など生活に必要な施設が揃い、内陸部には豊かな自然もあり、都市の利便性と豊かな自然環境の両方が享受できます。2015年の経済産業省による全国の市区町村を比較した住みやすさランキングでは、君津市が県内一位を獲得しています。

【取材を終えて】(ライター:盛林まり絵)
東京まで約60分、横浜まで約50分なので千葉県はもちろん、東京・神奈川まで通勤圏内です。平日は都内で働き、週末は君津市で過ごす二地域居住も可能。「亀岩の洞窟」が急激に観光地化したように、都内から短時間で行ける自然豊かな観光地として若い世代からも注目されています。公共交通機関が整備されていますが本数は少ないので、自家用車は購入した方がいいでしょう。
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