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島根県浜田市は山陰地方有数の水産都市として知られています。対馬海流の影響により気候は比較的温暖で冬の積雪も少なく、暮らしやすい自然環境であり、日本海側の天然の良港として古くから海外交易が行われ、石見(島根県西部)の中心地として繁栄しました。
浜田自動車道に直結しており、広島中心部まで車で約90分でアクセスは良好です。2009年に地域の医療拠点として高度な処置が行える浜田医療センターが移転してきて、医療環境も充実しています。

古くから繁栄した伝統ある地域
日本海に面した浜田市には丘陵地や山地が多く、市内には浜田川、周布川、三隅川などの主要河川が流れており、豊かな自然に恵まれています。県内唯一の国際貿易港を有し、塩干しカレイは日本一の生産量を誇ります。ピオーネ、西条柿など山の幸も豊富です。
奈良時代には石見国の中心地として国府や国分寺が置かれ、鎌倉時代には朝鮮王朝との交易により漁港として賑わいました。江戸時代には浜田藩の城下町が築かれ、北前船の寄港地として繁栄。明治時代の1870年に浜田県の県庁所在地となり、1876年に島根県と合併しました。2005年には浜田市、金城町、旭町、弥栄村、三隅町の5市町村が合併し、現在の浜田市が誕生しました。
江戸時代に奨励された「石州和紙」や、日本神話を題材にした多彩な演目をもつ「石見神楽」のほか、海水浴場やスキー場、中四国最大級の水族館など自然を活かした観光資源があり、観光地としても人気です。
移住促進、定住支援策が充実
人口減少と高齢化が進む浜田市では、様々な定住支援策を打ち出しています。子育て・医療分野では、不妊不育治療費の助成、保育料の軽減、中学生まで医療費助成などがあり、就労支援としては農業や林業、漁業、伝統工芸などの研修・体験制度が充実。移住を検討している人に向けた市内滞在費の一部補助や、全国初の取り組みとなるひとり親家庭の移住支援として、2015年から指定の介護事業所での就労研修手当・住宅手当支給なども実施しています。
市内の浜田医療センターはドクターヘリが離着陸できる立体式へリポートが設置されており、島根県西部で唯一の救命救急センターがある病院です。美術館や教育施設、スポーツ施設などの教育文化施設も揃い、子どもから年配の方まで安心して暮らせる生活環境が整えられています。
また、浜田市は県内有数の温泉地であり、市内には朝日温泉、波佐小国温泉、美又温泉、湯屋温泉、コワ温泉が点在。日常的に様々な泉質が楽しめます。
山紫水明の地・三隅町
石州和紙の事業所が集まる浜田市の三隅町は市の最西部に位置し、北は日本海に面しています。山紫水明の地であり、標高599mの大麻山、町の中央を流れる三隅川、「日本の棚田百選」に認定された日本最大の棚田など日本の原風景に出会えます。昔ながらの温かな近所付き合いが今も残っていると移住者は語っています。
石州和紙の技術伝承を目的に設立された「石州和紙会館」では全工程ができる設備があり、紙漉き体験できます。和紙の展示、国内外への情報発信なども行っています。同会館に隣接する三隅町出身の日本画家・石本正の作品を収蔵展示する「石正美術館」では、石州和紙を使った作品が鑑賞できます。

【取材を終えて】(ライター:盛林まり絵)
浜田市には海も山も田畑もあり、自然が豊か。空は広く空気はきれいで眺めも良く、住む人も明るく優しい印象です。工房取材後は久保田さんをはじめ、ご親戚にまで何かとお気遣いいただきました。工房で働く伊藤さんも「石州和紙久保田の工房は来る人を温かく受け入れてくれて、やりやすい」とコメント。買い物や外食などは不便ですが、地域に住む人の優しさは財産です。
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