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秩父市は秩父山地に囲まれた埼玉県北西部に位置し、その面積は約578㎢で埼玉県全体の約15%を占める埼玉県で最も広い市町村です。市域の87%を占める森林、市の中央を流れる荒川など豊かな自然に恵まれています。都心から約80㎞圏内にあり池袋から特急で約80分という好アクセスにより、県内からも都心からも多くの観光客が訪れています。埼玉県内の市町村のなかで人口減少率が最も高い秩父市(2017年時点)は、移住・定住を促進する様々な課題に取り組んでいます。

古から日本の発展を支え続けた秩父
秩父市と隣接する秩父郡を合わせた地域が「秩父地方」と呼ばれ、ここから多くの遺跡が発見されており、紀元前から人が暮らしていた形跡が残されています。「ちちぶ」の名は古くから日本の歴史書に度々登場します。西暦708年には秩父で採掘された自然銅が朝廷に献上され、日本最古の流通貨幣「和同開珎」が作られました。良馬の産地としても知られ、国内の流通の一端を担う、開けた地域であったといわれています。
江戸時代から盛んになった養蚕業はその後、絹が輸出品となって外貨獲得に貢献。明治時代には武甲山から採れる石灰石を原料にセメント産業が発展し、絹織物とともに日本の近代化を支えました。
豊かな観光資源を誇る県内一の観光地
このような長い歴史をもつ秩父市は、市域のほとんどが県立自然公園に指定されるほど自然に恵まれた地域で、秩父地方のダム本体は全て同市に存在します。埼玉県を代表する観光地であり、年間900万人以上の観光客が訪れています。
神社仏閣が多く、年間400以上もの祭りが行われているのも見逃せません。なかでも有名なのは「日本三大曳山祭り」のひとつ、秩父神社の例大祭「秩父夜祭」。江戸時代中期に絹織物の市が立ち、全国から集まる仲買人で大いに賑わったのが起源と伝えられています。豪華絢爛な笠鉾と屋台の曳き回しは圧倒的な迫力で、「秩父夜祭」はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
また、江戸時代から「秩父札所巡り」のために賑わったという34カ所の観音霊場は、今もパワースポットとして幅広い世代に人気です。

人口減少の対策として移住を推進
現在の秩父市は2005年に旧秩父市、旧吉田町、旧大滝村、旧荒川村が合併して誕生しました。秩父地方の拠点として、国と県の行政機関や、医療、交通、教育、商業などの施設が秩父市に集中しています。
観光地としての魅力に満ちた秩父ですが、人口の減少が続いています。市はこれに歯止めをかけようと「移住相談センター」の開設、移住希望者向けのお試し住宅を整備するなど、移住促進に積極的に取り組んでいます。
姉妹都市の東京都豊島区と連携し、区内在住の元気な高齢者や子育て世代に地方への移住を促そうと、「職員の人事交流」や1泊2日の「秩父市お試し居住モニターツアー」開催といった交流事業も進めています。
【取材を終えて】(ライター:盛林まり絵)
西武鉄道「特急レッドアロー号」に乗れば、池袋から秩父まで最短で78分という近さにビックリ。市街地には銀行やスーパー、コンビニ、居酒屋なども揃い、車さえあれば不自由なく暮らせる印象です。アウトドア、パワースポット、お祭り、ダムなど観光・レジャースポットが多数あり、移住しても退屈することはないでしょう。親戚や友人、知人が泊まりで遊びに来そうです。
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