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四国の東北部に位置する高松市は香川県の県庁所在地であり、愛媛県の松山市に次ぐ四国第二の人口を誇る市です。国の出先機関や公共サービス企業の本社なども多数置かれているため四国の政治経済の中心地とも言えます。瀬戸内海に面していることから、古くから港町として栄えてきました。寒暖の差も少なく降水量も低く、年間を通して温暖な気候であり非常に暮らしやすい地域として人気が高く、四国の中で近年唯一人口が増加した都市となっています。

自転車王国高松ではレンタサイクルを利用

高松市が誕生したのは1890(明治23)年。市制施行当時の人口は約3万3千人、面積もわずか2.58㎢でしたが、その後は合併を繰り返し、現在は人口約42万人、面積375.41㎢という大都市へと成長しました。
高松市へのアクセスは、韓国、中国、台湾、香港への国際線も利用できる高松空港や、岡山からのJR瀬戸大橋線、もしくは高速バスが一般的です。市内での交通は予讃線や高徳線を擁する四国旅客鉄道(JR四国)や、琴平線や長尾線、志度線を擁する高松琴平電気鉄道が主な公共機関ですが、市民の足としては自家用車への依存が高いようです。
また高松市内は平野部が多く、坂道が少ないため自転車の利用率も非常に高いのが特色。高松駅前地下など、市内7ヶ所でレンタサイクルを利用することもできます。

香川県に3つの路線を持つ高松琴平電気鉄道は「ことでん」の愛称で県民に親しまれている。高松市民が市内を移動するときは、瓦町から「ことでん」を利用することが多い。逆に市外など広域の移動は高松駅からJRを利用する。

うどんから現代アートまで

高松の名産品といえば、やはり讃岐うどん。かつて弘法大師空海が中国から持ち帰ったのが始まりと言われ、現在では高松市内に約300軒ものうどん店が存在しています。また高松市は1世帯あたりの「生うどん・そば」の年間支出額が全国第1位(平成28年度総務省家計調査調べ)と、まさに日本一のうどん好き都市なのです。その他にも、モモ肉を丸々一本香ばしく焼き上げた骨付鳥、上品な甘さの和三盆、炒ったそら豆を醤油と砂糖に漬け込んだしょうゆ豆なども高松を代表する味です。
観光名所としては、国の文化財庭園のなかでも最大の広さを誇る栗林公園、溶岩台地によるユニークな形状が印象的な天然記念物の屋島、そして日本三大水城のひとつである高松城跡の玉藻公園などが有名です。
そして近年では、2010年より3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場としても知られ、市内のあちこちに数多くの現代アート作品が点在しています。

JR高松駅から徒歩5分のところにある玉藻公園は日本三大水城のひとつである高松城跡を整備した公園。海水を引き込んだお堀を和舟で巡る城舟体験や、お堀にいる鯛へのエサやり体験などが観光の目玉だ。数々の映画のロケでも使われたことから、映画関連のイベントも活発に行われている。

日本最大のアーケード商店街も

メインストリートである中央通りには、高松シンボルタワーや香川県庁本館、瓦町駅ビルなどの近代的な高層ビルが建ち並び、大都会ならではの光景を見せてくれます。
そして中心市街地には日本一の長さを誇るアーケード、高松中央商店街があります。総延長は2.7km。8つの商店街が集まったもので、それぞれにデザインやムードが違います。
こうした商業的な発展により、70年代以降は人口も増加し続けているというのもうなずけるところ。温暖な気候も住みやすさの大きなポイントとなっています。
また中心市街地以外でも、海や山、島などのエリアにもそれぞれの特色があり、こちらでの生活もまた魅力的です。

【取材を終えて】(ライター:安田理央)
生まれてからずっと高松暮らしだという欄間職人の朝倉準一さんは「この温暖でのんびりした町に慣れると他に行けない」と言っていました。確かに高松は「ちょうど住みやすい町」という印象。うどん屋巡りをした際はどの店も美味しいだけでなく店員の方が親切で、この町の住みやすさがよくわかりました。それでいて都会らしい便利さもあるのも高松の嬉しいところなのです。

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