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山梨県甲府市は県の中央部で南北に細長く伸びた形状の市です。戦国時代から武田氏の本拠地として栄え、現在は県庁所在地となっています。江戸時代は甲州街道の宿場町で、現在は中央本線、身延線が通り、特急あずさを使えば新宿まで1時間40分という便利さで都内への通勤者も少なくありません。遠距離通勤者を支援する甲府市遠距離通勤定期券購入補助金制度もあります。市北は秩父多摩甲斐公園に属し、県を代表する観光地・御岳昇仙峡もあります。

宝石の街として発展

戦国時代、武田氏の元で東国でも有数の規模の城下町として発展した甲府ですが、その後は幕府の直轄地となり、明治22年には甲府市が誕生します。戦前の甲府は太宰治が「ハイカラなまち」と書いたほどに、先進的な空気の都市でした。戦時中には空襲により市域の7割以上が焼け野原となるなど、大きな打撃を受けましたが、終戦後には市民が一丸となって見事な復興を遂げました。
甲府の地場産業として有名なのは水晶発掘を発端に発展を遂げた宝石加工です。市内には宝石の研磨加工や流通を手がける会社が多く、甲府市は「宝石の街」と呼ばれています。甲府駅近くには、この地域のジュエリーの歴史が展示されている「山梨ジュエリーミュージアム」があるので、興味がある方は足を運んでみるとよいでしょう。ここでは職人による制作実演も行われ、その技術に触れることができます。
その他、甲府の名産としては鹿革を松の脂でいぶし、漆で模様をつけた「甲州印伝」も有名です。こちらも1987年に伝統工芸品として認定されています。さらに、ぶどうとそれから生まれる甲州ワイン、ほうとう、甲府鶏モツ煮といった名物も甲府の食文化を彩っています。

歴史好きならば見逃せない地

武田信玄ゆかりの地として知られる甲府には、歴史的な名所が多数あり、歴史好きならばぜひとも訪れたい地です。武田信玄によって創建された「甲斐善光寺」や武田氏の居住跡に建てられた「武田神社」、そして武田氏滅亡後に豊臣秀吉の命によって築城された「甲府城」は、現在城跡の一部が舞鶴城公園と甲府市歴史公園として開放されています。
観光名所としては、国の特別名勝に指定されている「御岳昇仙峡」は見逃せません。花崗岩の断崖や奇岩・奇石による絶景は全国観光地百選・渓谷の部第1位、平成百景第2位に選ばれるなど山梨県、いや日本を代表する景観地だといえます。
また甲府盆地の中央部に位置する甲府市は、周囲を奥秩父山塊、御坂山地、南アルプスなどの山々にぐるりと囲まれています。ハイキングに適した山も多く、温泉にも恵まれた甲府は自然を楽しむにはもってこいです。
2019年には、「こうふ開府500年」を記念した多数のイベント開催が予定されており、観光地として大きな注目を集めることになります。

甲府のシンボル的な存在である武田信玄を祀った武田神社。神社内の宝物殿には、武田家ゆかりの品が多数展示され、歴史好きにはたまらない。山梨県民は武田信玄を敬慕の情をこめて「信玄さん」と呼んでいる
市北部に位置する御岳昇仙峡は、日本一の渓谷美と称されるほどの絶景が楽しめる甲府の代表的な観光スポット。長い年月をかけて生み出された花崗岩の奇岩・奇石は様々な動物などに例えた名称が付けられ、見ごたえがある

近いのに安くて便利な甲府市

2015年に発表された「田舎暮らし希望地域ランキング」で1位を獲得した山梨県。特に若者世代からの相談が多く、20代〜40代で過半数を超えているそうです。
中でも山梨の中心地であり、通勤圏であり交通の便もよいのに、土地や賃貸物件の相場が割安ということから注目されているのが甲府市です。中心地のマンション、住宅を購入する時に最大50万円、改修に最大20万円の補助が出る制度や空き家改修補助制度などが充実している点は見逃せません。また、子育て世帯や新婚世帯を対象にした家賃助成制度もあるので、何かとお金のかかる子育て期を甲府市で過ごそうという人も増えているようです。
富士山をはじめとする山々を眺めて暮らすことができることを、第一の魅力としてあげる人もいます。

【取材を終えて】(ライター:安田理央)
新宿から特急でわずか1時間40分という距離にありながら、山々に囲まれた環境の甲府市。都心での仕事と、自然にふれあったのびのびとした生活を両立することができそうです。駅周辺の繁華街はコンパクトにまとまっていて、のんびりしたムードでショッピングが楽しめます。盆地ということもあり、温暖の差の激しい気候ですが、晴れの日が多いというのは嬉しいところですね。

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