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岡山県の南東部に位置する瀬戸内市は、県庁所在地の岡山市に隣接し、岡山市のベッドタウンとしての機能を有しています。西端は一級河川の吉井川が市域をなし、中央部の平野部には市街地と田園が広がり、南東部は瀬戸内海に面した丘陵地で美しい自然景観に恵まれていることから“日本のエーゲ海”ともうたわれています。降水量が少なく温暖な気候が続く風光明媚な土地で、古くから瀬戸内海航路の港町として繁栄した長い歴史を誇る地域です。

港町として繁栄した歴史と豊かな自然
瀬戸内市は物流の中継地として栄え、江戸時代には参勤交代の大名や朝鮮王朝の外交使節団、北前船の寄港地としても繁栄しました。市内には備前焼の起源である須恵器が焼かれた、古墳時代から平安時代頃の窯跡が多数残されており、古代窯業の中心地でもあったことが窺われます。現在も瀬戸内市と備前市には多数の備前焼の窯元があり、伝統がしっかりと受け継がれています。
現在の市の基幹産業は農業と漁業で、多彩な野菜やフルーツが栽培され、なかでも市南部の牛窓地域で生産されるマッシュルームは日本一の生産量を誇ります。また、牛窓半島の沖には島々が点在する良漁場が広がり、沿岸漁業とともにノリやカキの養殖も行われています。
豊かな自然だけでなく、市街地にはショッピングセンターやドラッグストア、家電量販店などが集まる複合商業施設や医療施設、学校なども揃っています。岡山駅までは電車で約30分、車で約50分の距離にあり、岡山駅行きの電車は30分に1本程運行しているため岡山市への通勤・通学も可能です。高速道路を利用すれば大阪や広島、米子まで車で2時間強。岡山駅から新幹線に乗れば東京まで約3時間強で、交通アクセスは良好です。
長船、邑久、牛窓の異なる魅力が光る市
観光資源に恵まれた市で、市北部の長船は古くから刀鍛冶が盛んで、質・量ともに日本一といわれた備前刀の産地として名を馳せています。近年の刀剣ブームの影響で「備前長船刀剣博物館」を訪れる観光客も増加中です。
市中部の邑久には瀬戸内海に面した丘陵畑作地帯があり、野菜やピオーネ、レモンなどが栽培されています。大正ロマン画家・竹久夢二の生家があることでも有名です。
市南部の牛窓には港町の風情漂う町並みが残り、マリンレジャーやオリーブ園、瀬戸内海の多島美など豊かな観光資源に恵まれ、新規就農者や移住者にも人気が高い地域です。
これら長船町、邑久町、牛窓町が2004年に合併して瀬戸内市が誕生しましたが、異なる魅力に満ちた歴史ある三町の地名は存続しています。
市と市民が連携して移住をサポート
人口減少、少子高齢化の進行を克服しようと様々な支援体制を整えています。移住支援策としては、分譲地の販売や購入者への購入費補助、空き家物件の提供、お試し居住のための住宅貸付など住宅関連のほか、新規就農者支援、テレワーク支援なども行っています。移住希望者をきめ細かにサポートする地域活動もあり、市と連携して移住促進を進めています。
医療面では市内に市民病院を含めた4つの病院と、24の診療所、15の歯科医院があり、隣接する岡山市への通院も可能で安心できます。近年は土地がもつ魅力が見直されてきたことと、様々な支援策が功を奏し、一部地域で人口増が見られます。
【取材を終えて】(ライター:盛林まり絵)
温暖な気候と日照量の多さのためか、山も海も街ものどかで明るい雰囲気です。牛窓地区を散策していたときには、すれ違う住人の方々が挨拶してくれたことが印象的でした。観光客数が低迷していた牛窓地区には、約10年前から再び移住者が増えているそうです。災害が少なく食べ物は美味しく住みやすい市ですが、場所によっては交通や買い物に不便なので、車は確保しましょう。
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