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東京都台東区は東京23区の東側に位置する区で、1947年に下谷区と浅草区が合併して誕生しました。中でも浅草は、江戸時代から続く東京で最も古い繁華街であり、外国からの来訪も多い日本有数の観光地です。区の中心である上野駅は、新幹線や在来線各線と東京メトロなどの路線が乗り入れる巨大なターミナル駅。観光用の水上バスもあり、交通面は充実しています。また、公園も多く、23区内の中でも自然環境に恵まれているといえます。

観光の街・ものづくりの街
東京で最も古い寺といわれる浅草寺は、628年に隅田川で地元の漁師が拾った仏像を本尊として始まりました。江戸時代にはこの浅草寺を中心に日本一の繁華街として大きな賑わいをみせました。また三代将軍家光の命によって創建された寛永寺の門前町として上野も発展し、明治時代には日本最初の公園として上野公園(現・上野恩賜公園)が誕生します。上野には美術館、博物館、動物園、音楽学校、美術学校なども建設され、日本の文化を担う場としても大きな役割を果たします。そして1947年に浅草を擁する浅草区と、上野を擁する下谷区が合併し、現在の台東区が生まれました。
年間4千人もの観光客が訪れる観光の街としての顔の他に、「ものづくりの街」としての顔もあります。江戸時代からの伝統工芸を始めとして、靴、バック、帽子、アクセサリーなどの産地としても知られ、数多くのデザイナーや職人が活躍しているのです。
古来からの伝統と新しさが共存する
世界的な知名度を誇る観光地をいくつも擁している台東区。江戸情緒を深く残す浅草はもちろん、戦災を逃れた古い建築物が立ち並ぶ谷中、そして浅草の三社祭や酉の市、入谷朝顔まつりなど日本文化に興味のある人なら絶対に立ち寄りたいスポットやイベントが目白押しです。上野東照宮や旧岩崎庭園などの歴史的な史跡も数多くあります。ショッピングならば、400店を超える商店が立ち並ぶアメ横商店街や、飲食関係の専門街であるかっぱ橋道具街。どちらも他では見ることのできない個性的なショッピングエリアです。知的好奇心を満たしたいならば、東京国立博物館や国立科学博物館、国立西洋美術館、上野動物園などが集まった上野がおすすめです。新しい商業施設と古くからの伝統を守る商店や史跡が共存することから生まれる独特のムードが台東区の魅力だといえましょう。
住宅地としての再開発も期待できる
台東区は高齢化が進み、高齢者比率は23.5%と23区内で二番目の高さとなっていますが、人口増加率は1.4%と23区内で第四位。つまり、高齢化と同時に新しい家族の流入も進んでいるということです。再開発が進み、高層マンションなどの建設も活発で、今後ますます住宅地としての発展も期待できそうです。
その一方で、下町ならではの住民同士の結びつきの強さも台東区の魅力のひとつです。今回取材した田中製簾所でも、その前をひっきりなく通る小学生たちとにこやかに挨拶し合う田中耕太朗さんが印象的でした。他のエリアでは薄れてしまった濃密な交流がここには残っているのです。

【取材を終えて】(ライター:安田理央)
下町という印象の強い台東区。特に田中製簾所のある浅草は、多くの人が思い浮かべる「下町」のイメージそのままの街でしょう。季節ごとの祭りや行事の開催が盛んであるなど、地域に根付いた文化もこのエリアの魅力です。外国人にもアピールするインターナショナルな観光地としての顔と、住めば住むほどに楽しみが深まっていく豊かな生活圏としての顔を併せ持っているのが、台東区なのです。
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