ヨーロッパでは数百年に亘り、仮綴じ本や発行部数の極端に少ない貴重な本を購入した貴族や上流階級の人々が、ルリユール職人に依頼し、美しい装丁・製本が施された一冊の書物に仕立てる習慣がありました。また、富裕層が習う趣味としても知られています。近年は手仕事や手工芸の人気の高まりとともに、工芸品としての美しさを備えたルリユールの価値があらためて認識され、個展や国際展の開催が増えています。
この体験プログラムでは、『くるみ製本』と呼ばれる方法を通して、本の構造と手づくり製本の基礎を学びます。ノート、手帳などの完成品はお持ち帰りいただけます。
[1日目]製本に関する基礎知識の学習／道具材料・コースの説明
[2日目]1折中綴じノートつくり・フランス装表紙つくり
[3日目]一般的な本の解体・本かがり練習／自由制作の構想
[4日目]数種類の表紙作り
[5日目]自由制作による総合制作
※基本的な材料は支給いたします。個人的にお持ち込みになる表紙素材はご自身のご負担となります。
※1日のレッスン時間は、約2〜3時間。
※1プログラムにつき、定員は5名までとなります。
【お土産】ご自身で製作・製本した完成品のノートや手帳など。約5〜7冊。
【期 間】5日間
【費 用】¥150,000（税抜）
【開催地】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-37 3F 製本教室 スタジオ・リーブル
※ご友人やパートナーなど、2名様以上でご参加希望の場合は割引対象となりますので、お気軽にご相談ください。
※現地までの交通費、滞在時の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。
