日本伝統の焼物として愛され続け、土と炎の芸術ともいわれる備前焼。絵付けもせず釉薬も使わず、焼き上がりの際に生まれる模様は千差万別。窯内の置く場所や燃料となる木の種類、空気の流れなどにより現れる『窯変』とよばれる模様は一つとして同じ物はありません。また現代のニーズにあった作品は年齢や性別を問わず親しまれ、芸術性の高い伝統工芸品としてだけではなく、備前焼の新しい発展を続けています。
この体験プログラムでは、土もみ・成形(板づくり)・削り・磨きなどを中心とした備前焼の基礎の工程を学びます。粘土を練って空気を抜いていく『菊練(土もみ)』、板状の粘土を繋げて形をつくる『成形(板づくり)』、仕上げの工程として作品を削って磨き、滑らかにする『削り・磨き』を行います。成形作業は電動ロクロを中心に実施します。また、普通は体験できない窯の掃除などにも参加できます。ご自身でロクロ成形した作品は後日お送りいたします。
[1日目] 土練・菊練等/土の性質を知るための講習と実習
[2日目] 窯の掃除・窯詰の準備
[3日目] 電動ロクロによる成形の練習と作業・成形指導
[4日目] 窯出し/作品にペーパーがけ
[5日目] 板作り等/電動ロクロを使わない成形練習と作業・指導
※各人の進行状況に応じて、ロクロによる成形も体験できます。
※時期により、作業内容の順番は前後します。
※1日のレッスン時間に制限はありません。可能な限り、練習をしていただけます。
※1プログラムにつき、定員は2名までとなります。
【お土産】自身でロクロ成形した作品を、後日郵送します。
【期 間】5日間
【費 用】¥200,000(税抜)
【開催地】〒701-4214 岡山県瀬戸内市邑久町本庄4358-2 備前焼西蔵坊窯
※ご友人やパートナーなど、2名様以上でご参加希望の場合は割引対象となりますので、お気軽にご相談ください。
※現地までの交通費、滞在時の食費・宿泊費は、ご自身でのご手配・ご負担となります。